設立趣意書  ・会則  ・入会案内  ・活動報告  ・資料室 

2011年の涼風会Topic



【11.12.30】 涼風会忘年会が開催されました

 本年の反省と来年の展望を仲間と語り合いました。今年は板橋屈指の鮨屋で行いました。画像を取り忘れたのが残念です。皆様、今年もありがとうございました。そして、来年もよろしくお願いします!


【11.11.14】 オブザーバー顧問制度を新設します

 発足以来、涼風会では様々な有識者に顧問 や協賛会員に就任していただき、ご指導いただいております。顧問の皆様には定期的に勉強会で講演していただいたり、なかなか個人では行くことのできない施 設などの見学を調整していただいたりとご協力いただいております。涼風会が有意義な活動を出来ているのは顧問の皆様のご協力によるところが大きいです。 (なお、政治関係者や評論家、ジャーナリストの顧問の方々はここ公表することでご自身の活動に色々な影響が出来ることが考えられるので原則として会員以外 には非公開とさせていただいております)

 そして、インターネットを中心に活動している当会としては、ネット上での活動に造詣が深い方々との協力の必要性を感じていました。しかしながら、今まで はその部門では力不足の感を否めませんでした。そこで、有名ブロガーとしてインターネットの世界で様々な情報を発し、影響力のある方々にオブザーバー顧問 に就任していただき、ご指導いただくことになりました。

 今後はブログ【ネットゲリラ】で様々な社会問題に切り込んで高い評価を受けている山田博良氏、同じくブログ【C.I.L】 で活躍されている荒井禎雄氏にオブザーバー顧問に就任していただき、共同歩調を取りながら「国益重視の日本」の啓蒙活動をしていただくことになりました。御両 者ともに政治から思想、経済問題にまで幅広い見識を持ち、ネット会では高い評価を得ている方ですので共に活動できることを光栄に思います。


【11.11.11】 第33回勉強会の音声を公開します

 第33回勉強会での講演音声を一般公開することになりました。会員ではない方でも聞く事ができますので、興味のある方は是非お聞きください。なお、お聞きいただく前には必ず下記の【注意】をお読みください。

第33回勉強会 【思想・社会・ネット】
日程:平成23年10月30日(日)15:00〜19:00 
テーマ:ネット利用者の右傾化について、ネット右翼とは何か?その功罪について
講師:安田浩一氏(ジャーナリスト)、荒井禎雄氏(ジャーナリスト)

講演1(前半)  ★講演2(後半)


【お聞きいただく前の注意】
・涼風会の会是は「国益重視」であり思想の左右はありません。いかなる団体に偏ることもありません。
・よって、講師の方々の話されている内容は講師の主観であり涼風会の意見ではありません
・団体名や個人名などが頻繁に出ていますが、講師の要望によりノーカットで配信いたします。
講義の内容へのご意見などは涼風会事務局では受けかねますので講師の方に直接お願いします
・この音声へのご意見などは【荒井禎雄さん】が受付担当となりますのでよろしくお願いします。

【11.11.10】 第33回勉強会が終了しました

 10月30日(日)に涼風会第33回勉強会が開催されました。今回のテーマは「ネットを中心とした右傾化について。ネット右翼とは何か?その功罪について」です。講師はこの問題に詳しいジャーナリストの安田浩一さんと同じくジャーナリストの荒井禎雄さんでした。

 先生方のお話はネット世論が右傾化していく過程から、ネット右翼と呼ばれる存在が生まれてくる歴史などから、ネット右翼と呼ばれる団体の実情と功罪にまでと多岐に渡りました。実際にその歴史の中に身を置いた人ならではの貴重なお話でした。

  



【11.11.10】 第32回勉強会が終了しました

第32回勉強会は予定していた講師の方が公 務により出席が難しくなってしまったため、年1回行っている会員ディスカッション方式の勉強会になりました。原子力問題、地震対策、民主党政権などについ て会員同士で3時間近くのディスカッションが行われ非常に貴重な時間となりました。

音声などは会員専用SNSで公表しておりますので、参加できなかった皆様は是非お聞きください。


【11.7.28】 梨元さんを偲ぶ会に出席しました

昨年8月に亡くなられた梨元顧問を偲ぶ会が 開催されましたので、涼風会の仲間とともに参加してきました。もう、亡くなってから1年が過ぎてしまいましたが、未だに梨元さんを慕っている人は非常に多 く、会場は大勢の人で溢れていました。梨元顧問の誠実な人柄が偲ばれます。我々も梨元さんの遺してくれたものを大切にしながら、より良い日本を目指して行 きたいと思います。

 



【11.7.28】 第31回勉強会が終了しました

去る7月16日(土)に涼風会第31回勉強会が開催されました。今回は年1回の地方開催の勉強会となり、静岡県三島市での開催になりました。テーマは「浜岡原発の危険性」で、講師は三島市議で浜岡原発について古くから調査活動を続けている古長谷稔氏でした。

原発の意義から始まり、浜岡原発の立地上の不安点や事故が起こった場合に首都圏に及ぼす影響など、様々なお話を聞くことができました。世論が原発の必要性について沸騰する中、どちらの結論に至るとしても、解決すべき問題点は山積みなのだということが分かりました。

  



【11.7.27】 今年もみたま祭りに献灯しました

今年も7月13日〜16日に行われた靖国神社のみたま祭りに提灯を献じました。

毎年この時期になると先祖への畏敬の念がいっそう強くなり、平和にお祭りが出来る世の中を遺してくれたことに感謝いたします。そして、これからもこの美しい祭りをみんなが楽しめるように、今の日本人は努力していかなければならないという決意を新たにします。

  


【11.7.10】 被災地復興プロジェクト 経過報告A

 あの震災から早4ヶ月となりましたが、未だに傷は癒えてはいません。それどころか、放射能問題や産業の復興の遅れなどが深刻化し、更なる支援が必要な状況となっております。涼風会は被災者の方々が「もう大丈夫だ」と言える日が来るまで支援を継続していくつもりです。

 さて、前回の岩 手県大船渡市に物資輸送に引き続き、支援活動の第2弾を行いましたのでご報告いたします。本来であれば、このような報告をすることが目的ではないのですが、協力してくださった方々にご支援いただいた物 資がちゃんと被災地に届いたことを報告する意味でも公開させていただきますことをご了承ください。(載っている全ての写真は支援輸送と共に取材活動をしていた荒井禎雄氏からいただきました)


 今回の支援も個人で支援計画を進めている、いずへいさんに 協力させていただくことで行いました。今回も現地の方々に「現在不足しているもの」を聞き込んだところ、「生活物資はもう概ね揃ってきているが、生活家電 が少なくて困っている」とのことでした。そこで、関係者で協議し、「被災者の方が共用できる洗濯機をお送りして、各地に設置するのが効果的ではないか」と いう結論に達し、いずへいさん経由で集まった義援金で物資を揃えることとなりました。(詳細はいずへいさん、荒井さんのサイトをご覧ください)

 新プロジェクト「大船渡に洗濯場を作ろう」の全ての調整が終わったので、その設置の手伝いと受け取りの確認をするため現地に行くことになりました。6月 18日の早朝に東京板橋区を出発し、昼過ぎには現地に到着。そしてそこには4ヶ月前と同じ非日常の光景が広がっていました。特に津波の被害が酷かった陸前 高田市や大船渡市は瓦礫の撤去こそ進んでいましたが、かえってそれが失われたものの大きさを浮き立たせることとなっており、胸を締め付けられました。これ からの国を挙げた復興が速やかに進むことを祈らずにはいられません。

    

 現地で前回も協力してくださった浦嶋さんと合流し、近況を聞かせていただきました。環境の改善や産業の復興など、やはり、まだ個人の力だけではどうしよ うもないことも多いようで、しかし行政もあてにならず、地域住民や支援者が協力し合って乗り越えていかなければならない事が多いようです。涼風会も出来る 限りの強力をしていきたいと心を新たにしました。

 前回の輸送で運びきれなかった物資と主催者のいずへいさんからの物資を無事にお渡しし、すぐに洗濯機の確認と輸送作業を行いました。お渡しできた洗濯機 は計29台(二層式12台、全自動17台)で、これが10箇所ほどに分けて設置されるとのことです。もちろん、被災者の方であればどなたでも使用すること ができます。

 搬入が完了した後は前回と同じく、現地の食材などを買って岐路に着きました。個人の力は微々たるものですが、多くの人が被災地のものを消費することに よって少しでも産業の復興が早まればと思います。魚介類も徐々に現地のものが出回りつつあるようですので、早くあの三陸の美味しい海の幸が食べられるよう になって欲しいです。 

    

 
 また、現地では今回のプロジェクトに興味をもってくださった、岩手日報、東洋新報の記者さんたちも来てくださっていました。その様子は記事になりました ので載せさせていただきます。僕はいずへいさんや荒井さんに比べたらたいしたことをしていないのですが、記事の構成の関係で名前が出てしまっているので恐 縮することしきりです。敢えてここに明記しますが、このプロジェクトはコンセプトに賛同してご寄付くださった皆様、そして、企画を発案して実際の調整をし た、いずへいさんや荒井さんのおかげで完遂することができたのです。

  

  

 

 最後になりますが企画に協力してくださった全ての皆様にお礼を申し上げます。また、この支援を企画し様々な手続きをしてくださったいずへいさんと荒井禎雄氏、そして涼風会の皆様にも感謝いたします。


被災地復興プロジェクトについて


【11.7.10】 第31回勉強会について

 今回は年1回の地方開催で開催場所は静岡県三島市となります。日時は7月16日(土)15:00からです。テーマは「原子力問題を考える。浜岡原発の意義」を予定しております。

講師は三島市議の古長谷稔氏です。氏は古くから原子力発電所問題に取り組んでおり、浜岡原発に危険性を度々訴えてきた方です。3.11の事件以降、氏の著 書はベストセラーにもなっております。今回はそんな氏に原発問題に関して、放射能被害を軽減するために実生活でできること」などをお話いただきます。

なお、今回の勉強会後の懇談会には特別ゲスト(詳細はSNSで)が参加してくださる予定となっております。三島の美味しいものをたらふく食べながら、講師とゲストの楽しいお話を聞きましょう!

【第31回勉強会】
日時:7月16日(土) (勉強会)15:00〜  (懇親会)17:00〜
場所:静岡県三島市 詳細はSNSで
講師:古長谷稔氏


【11.6.15】 第31回勉強会について

次回勉強会は7月中旬〜下旬に開催する予定です。 現在、講師の方と日程の調整に入っております。詳細がまとまりましたら、SNSでご連絡致しますのでもう少々お待ちください。


【11.6.15】 新会長より就任ご挨拶

★涼風会第3代会長に就任するにあたって★


涼風会新会長の橋本祐介です。今までは事務局長として会の運営に携わっておりましたが、この度、涼風会第3代会長に就任させていただくことになりました。 これから先頭に立って涼風会を運営していくにあたり、私の涼風会に対する姿勢とこれからの運営方針を述べさせていただきます。


涼風会の基本理念については今までと変わらず、「将来の日本の国益を担う人材の育成」を主目的に活動していきます。昨今の社会世論、とくにインターネット 社会では右傾化の傾向が強まっていますが、涼風会は思想の左右を問わず、国益を考える人間のサロンでありたいと考えています。涼風会というサロンを通じ て、様々なことを学んでいただいたり、共に政治的、経済的な活動を共に出来る同士や友人を見つけていただければ本懐であります。


具体的な活動についてですが、これからも定期勉強会を中心とした活動を行い会員の知識見識を研鑽することが主たるものとなります。また、国民が日本の国益 を考えるための機会を増やす活動や有識者と連携しての様々な活動を行っていきます。その中には国益重視の思想を広く啓蒙することを目的とした政財界へのロ ビイスト活動も勿論含まれています。

ただ、会が率先して表立った政治活動、特に強圧的なデモなどの目立つだけで実の薄い活動を主催することはありません。過激な言動で衆目を集めるよりも、理 想の実現に向けて一歩ずつ着実に歩を進める進めることこそが大多数の方の理解を得られる最善の道であり、最も効率の良い道であると考えるからです。

しかし、涼風会で学んでいる有志たちが会の仲間と結束して法律の範囲内で独自の活動を行うことには何も制限をするつもりはありません。会員各自の信念と信 条を最大限尊重いたします。これは涼風会は悪目立ちすることなく着実に有意な人材を育成し、当会出身の人材が核となって様々な有益な団体が作られることで 結果として国益に寄与したいという考えからです。当会が目指すのは国益を担う人材の育成機関なのです。


会運営の信条としては、涼風会はひとつの視点だけで物事を判断する会とはしません。例え、ある部分では国益に反する可能性があり、納得できないところが あってもその団体や個人が相対的に国益に反していない場合は他の協力できる部分ではバランスを取りながら連携を取って行きたいと考えます。

もし、相対的に反国益的行動をしていると判断できる団体や個人、ひいては他国の存在があった場合、それを一時的に批判することはあっても、その団体や個人 の出自などだけで批判をしたり、レッテルを貼って理不尽な差別的行動をすることはしません。また、国益に反する活動を行わない限りは思想の左右などの偏り だけで判断することも致しません。道は違っても目的地が近ければその団体や個人とは連携をしていける可能性があると考えるからです。

例外として、涼風会はいかなる理由があっても、暴力や脱法行為は全面的に肯定することはありません。特に反社会的行動をする団体や個人とは、どのような理由があろうとも協力体制を取ることはしません。

また、すべての会員は志を同じくする家族のようなものだと考えています。もし、1人の会員が不当な事態に遭遇し困難な状況にあるときには、会のすべての力 を結集して対処します。涼風会は国益を考える人間のサロンであると同時に互助会的組織でもあります。また、その延長で私生活の充実や仕事面でも強力に連携 していきたいと考えています。


国益の概念については個々人によって多様であり、同じものは1つとしてないと考えます。よって涼風会の国益の概念は大原則だと思われるものを除いては固定 化や明記をせず、会員各自が信じる国益の概念を尊重します。ただ、大原則として国益は日本人の幸せと安定した生活と共にあるものだと考えています。ただ、 日本の国益とは決して日本や日本人だけが利益や権利を貪ることだけではありません。周辺諸国の繁栄、ひいては世界益に日本が重要な役割を担うことも日本の 重要な国益と考えています。

国益を考えるとき、理想と現実の選択を迫られ、現実を選択せざるを得ないときがあります。そして、それは会運営でも同じことが言えます。しかし、その場合でも決して理想を捨てることはせず、1つの概念に捉われないようにします。


また、国益を考えるに当たって重視したい点は、明文化する祖先から連綿と受け継がれてきた日本の歴史や文化を継承し、それをしっかりと勉強し、良い面も悪 い面も検証した上で子孫に伝えていくという流れを形成することです。長期的視野で国益をしっかりと考えて日本の将来のために今出来ることを全力でやってお くことで、一生懸命生きてきた日本人が健やかな老後を過ごせるような社会を目指すこと。そして、そのための人材を育成することこそが、我々の涼風会が目標 とするところです。


最後に、歴代会長に比べれば頼りなく至らない点も多々あると思いますが、今まで以上に一生懸命、そして真摯に会運営に臨んでいく所存です。何卒、ご指導ご鞭撻の上、ご協力をお願い致します。。


【11.6.15】 涼風会役員の交代について

涼風会の新しい役員が第5回総会で選出されました。新役員は以下の通りです。

会長・事務局長   橋本祐介 (ジャーナリスト)       新任
常任顧問       渡邉元巳 (実業家)       新任
会計監査       非公開 (会計マン)       留任

渡邉前会長はご自身の事業やプライベートが多忙であるため、会長の職務を全うすることが難しくなりご勇退されることとなりました。第3代会長には橋本祐介 (事務局長)が指名され、総会で承認されました。なお、会長を勇退された渡邉氏は新たに常任顧問に就任し、事務局長はしばらく橋本会長の兼務となります。 会計監査は留任となりました。役員一同、日本の国益のために頑張ってまいりますので、よろしくお願い致します。


【11.6.15】 涼風会平成22年度収支報告について

平成22年度の収支報告書が完成し、監査役からの承認いただき、総会でも承認していただけたので公表いたします。

平成22年度収支報告書(PDF)


【11.6.15】 第5回総会&第30回勉強会が終了しました

去る6月4日(土)に涼風会第5回総会&第30回勉強会が開催されました。先立って行われた総会では、昨年度の活動報告、収支報告、役員の選任、本年度方針の決定などが滞りなく行われました。収支や人事の詳細については別項でお知らせ致します。

引き続き行われた第30回勉強会は「国難のいま、涼風会会員が日本のためにできること」がテーマとなりました。当会の顧問である須藤先生や渡邉氏を中心に 興味深いディスカッションが行われました。なお、勉強会の音声は会員専用SNSで配信しておりますので、まだ聞いていない会員の方は是非お聞きください。

勉強会後に場所を変えて行われた質疑応答&懇親会にも大勢の方が参加され、「これからの日本の復興」について大いに語り合いました。利害関係の無い仲間同 士で国や社会のことを熱く語り合える機会はなかなかないので、これからもこういう場を大切にしていきたいと考えております。参加者の皆様、どうもありがと うございました。

  


【11.5.31】 第5回総会&第30回勉強会について

第5回総会&第30回勉強会の詳細が決まり ましたのでお知らせいたします。日時は6月4日(土)の15:00〜19:00で、勉強会のテーマは「国難のいま、涼風会会員が日本のためにできること」 です。流れとしては本年も例年通り、最初に総会を開いて本年度の目標の決定と各種議案の処理します。次に涼風会顧問の先生と涼風会会長による議論形式の勉 強会を行い、最後に懇親会となります。なお、会場はいつもの九段会館が廃業してしまったため、総会と勉強会は都内会議室、懇親会は近くの料理屋になりまし た。

【第5回総会&第30回勉強会】
日時:6月4日(土) 15:00〜19:00
総会       15:00〜15:25
第30回勉強会 15:30〜17:00
懇親会      17:10〜19:00

会場:詳細はSNSで公表しています。

勉強会テーマ「国難のいま、涼風会会員が日本のためにできること」
勉強会講師:涼風会顧問、渡邉会長

以上のような予定となります。年に1回の大事な総会ですので、なるべく多くの会員に参加していただければ幸甚です。では、よろしくお願い致します。


【11.5.1】 次回の勉強会(兼総会)と事務局のお休みについて

 先の地震により前回勉強会を含めた開催計画が乱れてしまいましたが、徐々に勉強会のペースを戻していきたいと考えております。次回の第5回涼風会総会&第30回勉強会は6月初旬には開催すべく調整中です。詳細は決まり次第お知らせしますのでもう少々お待ちください。

 なお、事務局はGW期間のためカレンダー通りのお休みになります。お休みの間はメールチェックの頻度もいつもより低めになりますのでお気を付けくださ い。本格的に動き始めるのは週明けの9日になると思います。なお、会員の方で緊急の案件が生じた場合は事務局長まで会員専用SNSでのメッセージか携帯電 話に電話をいただければ対応いたします。


【11.4.30】 第29回勉強会が終了しました

 4月23日(土)に都内某所で第29回勉 強会が開催されました。本来は環境戦略の専門家である海上知明先生 に「日本の環境戦略」についてお聞きする予定でしたが、先の震災での原子力問題を受けて「環境戦略の原子力問題」というテーマに変更となりました。日本の 環境戦略に原子力はどのような位置づけをされているのか、原子力に変わるエネルギーは存在するのかという初歩的な問題から、新エネルギーへの移行は具体的 にどのようにすればいいのか、日本の発電システムの問題点などの専門的な問題まで広くお聞きすることができました。斬新かつ理論的なお話を沢山していただ き、非常に勉強になりました。

講演会の後で場所を変えて行われた質疑応答懇親会も非常に盛り上がり、多くの会員が講師の先生と非常に意義のある語り合いをされていました。海上先生、どうもありがとうございました。

 


【11.4.13】 被災地復興プロジェクト 経過報告@

 被災者支援プロジェクトの一環として、岩 手県大船渡市に物資を届けに行ってきました。本来であれば、このような報告をするのが目的ではないのですが、協力してくださった方々にご支援いただいた物 資がちゃんと被災地に届いたことを報告する意味でも公開させていただきます。(載っている全ての写真は支援輸送と共に取材活動をしていた荒井禎雄氏からいただきました)


 この支援は個人で支援計画を進めていた、いずへいさんに協力させていただくことで始まりました。まずは現地の方々に「現在不足しているもの」を聞き込み、いずへいさん経由で集まった義援金で物資を揃えました。我々は車の確保と現地までのドライバーとして協力致しました。

 全ての物資が揃った4月8日の夜中に東京板橋区を出発。途中で協力者の方から福島県須賀川市で無洗米30キロを受け取り、9日の明け方には岩手県に入ることができました。

    

 一関市では余震の影響か停電が続いていて、建物の多くも被害を受けていました。被災地はテレビで報道されている場所だけではありません。東北地方や北関 東の多くの場所が被害を受けており、そこに暮らす人々も心身ともに大きな傷を負っています。また、地震の被害は少なくても放射能被害で苦しんでいる個人や 企業も多く存在します。一部の地域だけでなく、大きな視野で復興を進める必要があります。

 ただ、被害が特に大きかったとされる場所はやはり尋常ではない破壊に晒されていました。途中で通った陸前高田市などは市街地があった場所がほぼ全て流さ れ、瓦礫の山となっている場所ばかり。道以外のほぼ全てが失われていました。しかしながら、復興に向けての準備は少しずつ進んでいるようで、市街地の瓦礫 は片付けられていて、我々も復興へ全力を尽くす決意を新たにしました。 

    

 9日午前9時過ぎには目的地である大船渡市に到着したのですが、海沿いの街のため大船渡市も非常に大きな被害を受けていました。自衛隊の方々が必死に作 業している姿がとても印象的でした。待ち合わせ場所である海産物販売所で現地で様々な調整をしてくださり、我々を受け入れてくださった浦嶋さんと合流しま した。その後、浦嶋さんの案内のもとで物資を集積している場所に到着。我々が運んできた物資も無事にお届けすることが出来ました。

    

 搬入物資の目録は以下の通りです。なお、ガソリンや高速代などの経費は荒井氏の取材費から、我々の食料などは全て自腹で行いました。皆様よりご寄付いただいた義援金は全て以下の物資に使用したことを明記しておきます。

<目録一覧>
●無洗米       30kg
●男性用Tシャツ  100枚
●男性用長袖シャツ 100枚
●男性用下着     50枚
●男性用靴下    100足
●男性用運動靴    15足
●女性用Tシャツ   60枚
●女性用下着    100枚
●女性用靴下    100足
●キャンディ詰合せ 225入×10袋
●チョコレート   100入×10袋
●くだものラムネ   50入×10袋
●手芸セット     12入×5袋
●ソフトグライダー  30入×3袋
●シャボン玉     24入×5袋
●クレヨン      80個
●トランプ     120個
●犬用おやつ    ダンボール2箱

●大船渡の皆さんへの手紙   1通
●男性用Yシャツ   2枚
●ランニング     2枚入×4
●長袖Uシャツ    2枚
●半袖Uシャツ    2枚
●半ズボン下     2枚入×2
●長ズボン下     3枚
●ヒートテックタイツ 1枚
●トランクス     2枚入×1
●ハンドジェル    5本
●スキンクリーム   5本
●ハンドクリーム   2本
●リップクリーム  16個
●IZUMI特製ポン酢   1本
●焼酎        1本
●IZUMI義父作自然薯 1本
●スペアリブ煮込み(ジャガイモ添え)
●味付けたまご
●ミートソース
●桜抹茶カステラ
●浦嶋さんへの手紙  1通


 マスコミ報道で見ているときはどこか現実感がなかったのですが、実際に目の当たりにすると日本に住む仲間たちがこんな辛い想いをしていることに大きな悲 しみを感じ、仲間たちの危機に自分たちがたいしたことができない不甲斐なさに憤りすら感じてしまいました。色々な感情が入り乱れ言語にすることは難しいで す。ただ、多くの被災者の方々が復興への熱意で溢れている姿を見ることができたので少しだけ救われた気持ちとなりました。そして、明日へと歩き出す仲間と 一緒に未来に向かって歩いていきたいと強く思いました。
 
 復興への支援を一時的なものにしては決していけません。被災地の人々が「我々はもう大丈夫だ!」と胸を張って言える日が来るまで日本全体が一丸となって 支援していくべきです。今は直接物資を送り届ける支援が主となりますが、それが終われば新たな街を作るための支援、次は壊滅状態にある産業を建て直したり 新たな産業を作り出すための支援とずっと支援は続いていきます。その時々の状況に応じて、各々が自分が出来る支援を常に行っていく必要があります。そして 涼風会は最初から最後まで全ての支援と協力に携われればと考えております。

 最後になりますが企画に協力してくださった全ての皆様にお礼を申し上げます。そして、この支援を企画し様々な手続きをしてくださったいずへいさんと荒井禎雄氏、そして涼風会の皆様にも感謝いたします。


被災地復興プロジェクトについて


【11.4.6】 被災地復興プロジェクトにご協力ください

このたびの震災に心を痛めている様々な人が 「せめて自分たちに何か出来ることはないか」ということを模索しています。そして、涼風会もそうありたいと考えております。困ったときにこそ、支援をした い。震災が過去のものになり、ボランティアの機運がおさまってきた今だからこそ継続して続けたいものです。

そこでここでは我々「涼風会」がどのような形でも被災地の力になれることはないのかを考えて企画し、実際に行っていく調整をしたいと思います。個人の力は 僅かでもそれを持ち寄れば大きな力になることもあります。我々個人の力を涼風会というツールに集約して何が出来るかを考えましょう。まずは、自分には何が 出来るか、そしてここで調整が進んでいるプロジェクトで何が出来るかを考えてみてください。そして、出来れば実際にご協力いただけるとありがたいです。

被災地復興プロジェクトについて
★会員の方はSNSで協力の調整をしていますのでよろしくお願い致します。


【11.4.6】 第29回勉強会の日程再調整が終わりました

震災により勉強会の開催が延期となっておりましたが、状況が多少は安定したこと、講師の先生との調整が終わったことにより再開催が確定いたしました。テーマは若干変更となり、今回の震災での原発事故を踏まえた内容にすることになりました。

第29回勉強会のテーマは「環境政策・戦略を通じて国益を考える。原子力とどう付き合っていくか」です。講師の先生は環境戦略の専門家である海上知明先生 です。いま、日本は震災により環境政策の転換点が訪れています。また、世界的にもCO2削減や森林の保護、海洋生物の保護など、世界的に地球環境の改善が 叫ばれているなかで、日本はどのような環境政策をとっていくことが国益に叶うのか、原子力とどう付き合っていくのかなどを勉強します。


【第29回勉強会】

日時:4月23日(土) 15:30〜
ジャンル:環境・政策
テーマ:「日本のこれからの環境戦略について。日本のエネルギー戦略と原子力の意義」
講師:海上知明先生 (環境学者・作家)

日時:平成23年(未定)
15:15 開場・受付開始
15:30 公演開始(途中で5分休憩)
17:00 公演終了 (移動)
17:15 質疑応答懇談会開始
19:00 解散

講演会開場:詳細はSNSで公表しております
質疑応答懇親会:詳細はSNSで公表しております


【11.3.14】 第29回勉強会を延期します

震災に伴い、余震の多発、原発問題、停電問 題、交通混乱など様々な問題が生じており、しばらくは日本中が混乱し続けることが想像されます。当然、勉強会が開催される予定の3月末も混乱は続いている と思います。このような状況の中で勉強会を開催するのが適切かどうかを役員一同で話し合った結果、全員一致で「第29回勉強会の延期」が決定されました。

いつになるかはまだ分かりませんが、落ち着き次第、同じ内容で第29回勉強会を開催することとし、3月27日の開催は延期させていただくこととなりました。関係者の皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。

なお、現在SNSでは原発危機や地震に関しての情報交換を行っております。お時間に余裕がある方は是非ご覧になり、ご意見やアドバイスなどを賜われればと思っております。また、危機に瀕している
場合などは会員の総力を挙げて解決できるように努力いたします。同じ志を持つ涼風会の仲間は家族同然です。どんなことでも気軽にご相談ください。

未曾有の国難である今は日本人の団結が最も必要とされているときです。会員各位が自分の出来る範囲で日本のために力を尽くされることを切に願っておりま す。ただ、一番大事なのは「命を繋ぐこと」です。命あってこその国益です。くれぐれも無理をなさらないでください。では、また皆が元気で笑い合える日が来 ることを祈っております。

最後になりますが、関東以北にお住まいの会員の方は無事でいらっしゃいますでしょうか?もし、無事であり、連絡をする余裕がある場合は是非安否をお教えください。みんなが心配しております。


【11.3.14】 大震災を乗り越えるために

ご存知のように3月11日に東日本大震災が発生いたしました。まずは震災で亡くなられた方のご冥福と行方不明の方々の無事を切に願うばかりです。

日本は未曾有の地震と津波で深い傷を負いました。さらに原発事故という災厄が降りかかり、国土は荒廃し、日本人は青息吐息になっています。まだまだ危機一髪の日本、これからどうなるかはまだ誰にも分かりません。

しかし、1つだけ言えることは、日本がどんな過酷な状況になろうとも、建て直し、創り直し、未来の日本人に引き継いでいけるのは今を生きている日本人だけ だということです。他の国の誰か復興をしてくれる訳ではないし、それはさせてはいけないことです。どんな結果になろうとも最終的には私たち日本人が自らの 力で乗り越えるべき試練なのです。

この試練は日本人に非常に厳しいものとなるでしょう。想像を絶する困難が待っていて、気の遠くなるような時間がかかるかもしれません。だが、我々は決して 諦めません。もし、復興を志す気概のある日本人が隣で倒れたら、私たちはその遺志を引き継いでその人の分まで頑張ります。もし、私たちが倒れても、隣の人 に僕の志も引き継いで頑張ってもらいます。そうやって、我々日本人は祖先から引き継いだ日本を未来に繋ぐしかないのです。

涼風会の仲間はその志をともに出来る仲間です。もしかしたら、もうすでに倒れてしまっている仲間がいるかもしれません。しかし、私たちはその仲間の遺志を 引き継いで日本を復興させるための努力を決して止めません。もし、仲間の誰かがこれから倒れても涼風会の仲間が存在する限り、その志を引き継いでくれるは ずです。

そう思うだけでこの危機も乗り切る勇気が湧いてきます。涼風会の皆さん、そしてそれ以外の皆さんも、ともに努力をしましょう。私たちの日本はまだまだ余談 を許さない状況けれど、どんなことになっても諦めずに一緒に頑張りましょう。今こそ、日本人の底力と矜持を世界に見せ付けるときです。(文責・事務局長橋 本)


【11.3.9】 第29回勉強会について

第29回勉強会のテーマは「環境政策・戦略 を通じて国益を考える」です。講師の先生は環境戦略の専門家である海上知明先生です。いま、CO2削減や森林の保護、海洋生物の保護など、世界的に地球環 境の改善が叫ばれているなかで、日本はどのような環境政策をとっていくことが国益に叶うのか、などを日本の環境問題の歴史などを踏まえて勉強します。

●海上知明先生プロフィール●
中央大学経済学部卒。企業に勤務しながら大学院に入学。平成14年3月、博士(経済学)。現在、東京海洋大学海洋科学部海洋政策文化学科・芝浦工科大学人 文学部・国士舘大学政経学部非常勤講師、戦略研究学会古戦史研究部会代表、孫子経営塾理事、環境戦略研究会代表など。首都大学東京のオープンユニバシティ での公開講座「古戦史にみる戦略の発見」を担当。著書に『環境思想 歴史と体系』(NTT出版)、『環境戦略のすすめ』(NTT出版)、『信玄の戦争 戦 略論「孫子」の功罪』(ベスト新書)、『新・環境思想論』(荒地出版)など多数

【第29回勉強会】

ジャンル:環境・政策
テーマ:「環境戦略を通じて国益を考える」
講師:海上知明先生 (環境、戦略学者・作家)

日時:平成23年3月27日(日) 15:30〜19:00 
15:15 開場・受付開始
15:30 公演開始(途中で5分休憩)
17:00 公演終了 (移動)
17:15 質疑応答懇談会開始
19:00 解散

講演会開場:都内(詳細はSNSで)



【11.2.28】 第28回勉強会が終了しました

 去る2月19日(土)に都内某所で第28回勉強会が開催されました。今回は地政学者の奥山真司先生 に「地政学からみた日本」の第2弾をお願い致しました。今回は現実主義と理想主義の違いやその特徴などをお話いただきました。その主義の違いによる政策観 点の違いを実際のアメリカの政策が行われた実例に基づいて論理的に説明して頂きました。また、地政学観点から見た日本の領土問題なども説明していただきま した。

講演会の後で場所を変えて行われた質疑応答懇親会も非常に盛り上がり、多くの会員が講師の先生と非常に意義のある語り合いをされていました。奥山先生、どうもありがとうございました。

 


【11.1.21】 第28回勉強会について

 第28回勉強会は地政学者の奥山真司先生 に「地政学からみた日本」の第2弾をお願いすることになりました。1年近く前に行った第22回では「地政学の基本的な考え方」や「日本と中国について」を 主にお聞きしましたが、今回は日本とアジア、アメリカなど地政学の観点から見た国家戦略やその特徴などをお聞きする予定です。外交や国際政治を地政学とい う独特の観点から考えることができる非常に貴重な機会になると思います。

 過去動画倉庫で前回の奥山先生の勉強会も配信中ですので、受講前に復習されればより深く勉強の機会となると思います。では、参加を希望される皆様は日程の調整をよろしくお願いします。


【第28回勉強会】

ジャンル:国際政治・歴史
テーマ:「地政学」
講師:奥山真司顧問(地政学者・作家)

日時:平成23年2月19日(土) 
講演会開場:都内の会議室
質疑応答懇親会:会議室近くの料理屋


【11.1.21】 今年もよろしくお願いします
 涼風会は本年も国益を担う人材を育成するために努力いたします。会員の皆様、そして支援してくださっている皆様、今年もご協力のほど、よろしくお願い致します。

2010年の涼風会Topicへ



■ 関連サイト ■

   



copyright(C) 2007 Ryofu-kai ALL Right Reserved

inserted by FC2 system